2020-02-12
2020年2月の食材【紅露柿】
今月のピックアップ食材!

ブログでも何度もご紹介している、甲州の名産の「枯露柿」という干し柿があります。その中でも、とりわけ一押しなのが、「然企画」さんの「紅露柿」というブランド柿。
「やまなし食べる通信」の雨宮さんにご紹介頂いてから、毎年使わせて頂いております。
通常、干し柿は年末から年始のいわゆる「お年賀」までが出荷のピークと言われているようで、直売所やスーパーでは大きな木箱に箱詰めされた枯露柿が並んでいます。なので柿農家さんはこの時期に間に合わせる為に必死なのだとか。
しかし、然企画さんの干し柿は”通年”買えるものを目指して作られていて、年をあけてからゆっくりと仕上げて出来上がる干し柿です。
東京・青山ファーマーズマーケットに毎週出店なさっています。

1年越しの”熟成”紅露柿
面白いのは、干し柿の可能性をあらゆる面から探っていらっしゃるところ。
先日然企画さんにお邪魔して仕入れてきたのは、今年完成したばかりの”新物”と、1年ゆっくりと乾燥を進めていた”熟成物”
新物は手触りが柔らかく、熟成は触っただけだとカチッとしています。それだけ水分が抜けているからです。
普通の感覚ですと、水分が抜けきった干し柿、ということで商品価値がない、とされる物ですが、然企画の荻原さん曰く、「パンに入れるなど加工に使うのは熟成の方が向いている」、とのこと。
特にオススメは、ヨーグルトにつけて、柿を戻し、ヨーグルト一体化させてから食べること。柿の甘みとヨーグルトの酸味や乳感が一体となって絶品!!
おすすめパンは”ズクシチョコサンド”

チョコチップとズクシバターを塗り、ここに紅露柿を挟みます。
(写真は挟んでないバージョンですが)
紅露柿のしっかりとした歯ごたえと旨味がさらに美味しさアップ!
あとは、イベント限定ですが、マスカルポーネと干し柿のスペシャルサンドも考案中。お楽しみに!
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