2020年にやりたいこと・こどもパン教室と「考える力」
今年もこどもパン教室やりたい!

こどもパン教室を去年何度か開催したんだけど、今年もまた何回かやりたいと思っている。早ければ2月末。年に5回くらい開催したい。
やるに当たって、漠然とだけどこどもの「考える力」のことを考えている。パンや料理を作ることは五感をフルに使う作業で、実は学校の勉強では学べないことがたくさん詰まっているんじゃないかと、ふと思った。それから、その考えが私の頭の片隅から離れないのだ。
でも普段の生活の中だと中々、こどもと向き合って一緒に料理したりパンを作る時間を作れない、っていうお母さんやお父さんも多いはず。
人より少しパンを作ることを理解している私が、なにかできることはないかなーと考えている。
年齢によって違う想像力と創造力
先日の週末は子供たち三人と一緒にパンを作った。大人が作った一つの正解にたどり着こうとすると、子供は意に反して行く。だから、とりあえず、母の意志は封印して、好きなようにしろ!とパン生地を渡す。
2歳→触れられれば嬉しい。そのうち投げ捨てる。(笑)
4歳→なにやら粘土遊びの続き。切り刻む。粉まみれ。なにを作っていたか忘れる。一度手にしたら生地を離さない。
6歳→自分の作りたい形を想像しながら作る。2次発酵というパンの生地を休ませる工程も理解してい。
年齢によって、パンとの向き合い方は随分違う。経験値にもよる。
だから、教室も小学生と未就学児は分けたほうがいいかな?と思っている。そして、できることなら1回で終わらず継続して子供たちの成長を見てみたい。
なにか先生が決めたものを皆で作るんじゃなくて、子供が感じながら考えながら、なにか発見しながら手を動かせるパン教室ができないかな。そんなことを考えている。


学校教育に感じる”なんか足りない”感
自分も三人の子供を育てていて感じるのが、教育というものの本質とはなんだろう?ということ。小学校に上がるとそれはさらに考えさせられる。
特に違和感を感じるのは、小学校でやっていることが、自分が通っていた頃とさほど変わらないじゃないか!時代はこれだけ変わっているのに。ということ。
自由研究?読書感想文?俳句?書道?もうちょっと選択肢あってもよくない?
図工や音楽でみんなで同じものを作らなくてもよくない?
運動会で組体操やる意味ってあるの?
みんなで同じ踊り踊るのもいいけど、もうちょっといい音楽使えないの?
学校では教えてもらえない「これでいいのだ!力」と「矛盾対応力」
そんなモヤモヤを感じている親御さんも多いはず。わたしもそんな一人。
でも、長女は学校が大好きだし、先生も友達も大好き。勉強も好き、と今のところ言ってる。だから学校に文句を言うのは違うと思っていて、それは彼女なりに向き合ってくれればいいと思っている。(親が先生の悪口言ってるのを聞くのって子供のときすごーく嫌だった)
でも、学校だけが全ての世界じゃない、その世界と別に、自分の力を発揮できる場所がもうひとつくらい、あってもいいんじゃないかなー、なんて思う。
そんな場所が「こどもパン教室」で作れたら嬉しいな、なんて思っている。
今の学校教育に足りないものってなんだろう、と思うと、自分で考えぬく力と芸術的感覚を発散する力。作る力を磨く場所。つまり、「これでいいのだ!力」
それから、なにかやり方を間違えた時にどうしたらいいかわからない!と言う状況や、正解・不正解がないとわかった時に自分はどうするかを考える、「矛盾対応力」。
この二つをパン教室にどう絡めようか。ちょっと手探りだけど考えて行きたい。
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