2019-09-18

長女とお手伝いとお金のお話。

先週の土曜日はオオトパン 出店があったので、長女と次女は「行くー!」と張り切って、ついてきた。そのあと、ちょっとしたお金のトラブルが長女にふりかかる。そのお話。

イベント出店のお手伝いの時の約束!

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パンのイベント販売についてきたい、と言うときは必ず
・お手伝いすること(働く)
・お姉さんでいること(わがままいわない)

を約束する。
たいていは、途中からなにかおもしろいものを見つけて遊びにいっちゃったりするんだけど、一応、約束はする。

今回は、何度か出店してる甲府中心街の「こどもマルシェ」で、準備の時は手慣れたもんで、テーブルを広げたり、サンドイッチの準備を手伝ってくれた。
しばらくすると、近くの雑貨屋さんのお姉さんのところに遊びに行ったり、スーパーボウルや風船を買ったりして、長女と次女で好きなように遊んでいた。

お給料は500円だよ

今回は、長女には、始まる前にお給料は500円ね!と約束。終わったら渡そうと思っていた。

長女はいままでもお手伝いや、わたしの作るチラシへのイラスト提供(笑)で自分のお金を稼いでいたので、その財布を持って、いろんなものを買っていた。
すると、お金が足りなくなったのか、「お給料500円ちょうだい!」ときた。わたしは、まぁ前倒しでいいか、と500円をその場で渡した。

長女は、プリキュアの風船を買った。そのあと、妹と弟の分も買ってあげていた。スーパーボウルすくいは、妹と一緒に2回やった。「友達にも風船買ってあげていいー?」と聞くので、さすがにそれは止めたけれど、なんか、好きなようにやってるなぁーと思っていた。

どこからお金とった?

出店が終わり家に帰り、私が売上の精算をしていると、「ここから2枚とったんだよね〜。」と500円玉を指さして、何気なくポロリと発言。

ん?どういうことだ?お釣りケースからお金を勝手に取ったということか?
問いただすと、どうやらそうらしい。遊ぶお金が足りなかったからお釣りケースから500円を2枚ぬいた、というのだ。

長女の言い訳としては、

・ママがくれなかったから
・弟にも風船買ってあげたかったから
・いーじゃん!!!

きっと悪気はない。親のお金を勝手に取る、ということ自体に自覚がない。そもそも小学1年生だからお金の感覚が、まだあまりない。他人のお金を自分のものにしよう、とかそういう魂胆ではなく、ただ、無邪気にそこからお金を取ったのだ。弟に風船を買うために。

ものすごく怒った私。

無邪気にお金を取った長女に対して、私は怒った。真剣に怒った。
「これは取っちゃダメなんだよ〜。」なんて生ぬるいものでなく、
「それは泥棒っていうんだよ!すぐに返してください!」と。

怒るとき、いつも「これは怒っていいことなのかな?」とふと頭を過ぎることがある。大人の都合に合わせてないから怒ってるだけなんじゃないかな?とか、私がイライラしてるから怒ってるんじゃないかな?と。

もしかしたら、お金を取ることに対して悪いと思っていない6歳の娘にそんなに強く怒る必要はなかったのかもしれない。でも、「誰かのお金を黙ってとる」という行為に対しては、「お母さんなら許してくれる」という甘えを残しちゃいけないんじゃないか、と私は判断した。

昔、自分が小さい頃、何も考えずにお店に置いてあった綺麗な髪留めをポケットに入れてしまったことがある。
そのとき、母親がものすごく真剣な、泣きそうな顔で私のことを叱った。それを今でも覚えている。

盗んだ金は働いて返せ。お金とは信頼だ。

私が本当に怒ったもんだから、娘は大泣き。足をバタバタさせて「だってお金足りなかったんだもん〜!!!」と泣きわめく。

私は知らんぷり。鬼母だ。

そんな時はパパの出番だ。あの手この手で娘に話しかける。こういう時は親が二人いるって助かるなぁ。しばらくは放っておけるし、怒ってない大人が隣にいるのは娘にとって救いだ。

この日はパパの誕生日祝いに近くの焼肉を食べに行く予定だったので、落ち着いてきた娘はパパと次女と手を繋いで歩く。私はちょっと距離を置いて後ろを弟を連れて歩く。
焼肉屋さんに着くまでの10分間何を喋ったんだろう。娘は落ち着きを取り戻し、私は娘の隣に座る。

「じゃあこうしよう。使ってしまった1000円分、今日からお手伝いして返してくれる?」
「わかった!お手伝いする!ママにお金返す!ママ大好き!(←ここまで言ったかどうかは確かではないが、そんなテンション)」

娘はその日から、朝食作り、風呂洗い、皿洗い、とせっせとお手伝いをして借金返済中だ。(今550円まで返済)

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↑娘の作ってくれた朝食のベーコンキャベツ炒め

怒らない母ではなくきちんと怒る母でいたい。

私は怒るのは嫌いだ。だって疲れる。エネルギーを使う。負のエネルギーを使うのは嫌いだ。だからあまり怒りたくない。「怒らない育児」という教育もあると思う。とても理想的だ。

でも私はそれが全てとは思わない。

本当にやってはいけないんだ、と私が思うことはきちんと娘に伝えたい。勝手にお金を取るということはどういうことなのか。泥棒をするということがどうしていけないのか。

親が「いけない」と言うからやってはいけないのではなく、泥棒したことで相手も悲しみ自分も悲しむことになると言うことはどういうことなのか、ちゃんと伝えなきゃいけない。

そして、なんだ私が怒ったのか、それは娘を愛しているからなんだよ、と最後にぎゅっと抱きしめてあげたい。

お金と自分の価値を知ってほしい。

そして「お金」。これもちゃんと伝えたいことだ。

お金の為にお手伝いをすることは、賛否両論あるかもしれないが、お金を稼ぐということは、決して悪いことではない。

子供も小さい頃から「仕事」という感覚を持っていて良いと思う。
感謝をされることをしてお金をもらう。自分の価値をお金という手段で表してもらう。

学校や親に言われて仕方なくやるお手伝いや、お小遣いとしてもらうお金と「自分で稼いだお金」は価値の感覚が違う。(そもそもお手伝いという表現もあまりよろしくないよね、手伝うんじゃなくてお前の仕事じゃい!と言いたくなる)
その価値感覚を社会人になって初めて持つようじゃ、ちょっと遅いように思う。特にこれからの時代。

雇われてなんぼの世界じゃなくなるからな。自分で価値を作れる人間に育ってほしいな、子供達には。

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