2019-04-24

NO Plastic Bag

オオトパン は、イベント販売、直売日でのビニール袋の無料配布を中止します。

プラスティック問題が世界中で取り上げられている昨今、小さなパン屋が出来ることを少しやらせてもらいます。

金曜日のCAFE&WINE TROLLさんでの直売、その他不定期に出店するイベントで、お持ち帰り用のビニールの手提げ袋は配布いたしません。

エコバッグ、カゴなどをご持参いただければそちらにお入れいたします。紙袋に入れる簡易包装は致します。また、品質保持の為にパン1個ずつのビニール袋での個包装はすることがあります。

また、どうしてもビニールの手提げ袋が必要な場合は、1枚10円にて販売いたします。ご了承ください。

なんで手提げのビニール袋を使わないの?

前々からニュースなどで耳にしていたプラスティックの海洋汚染の問題。それについて頭では考えていたものの、実際の当事者としては特別なアクションはしていませんでした。ただ、山梨は、スーパーマーケットでビニール袋はほぼ有料です。なので、消費者としては、エコバッグを利用したり、ダンボールに詰めて持って帰ったりすることはしていました。

商品を提供する側としてのアクションはしていませんでした。でも先日、この記事を読んで、頭の中がパッとクリアになりました。

包装ゼロのスーパー「Original Unverpackt」に行って感じたデザインの敗北と可能性

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cb91ce8e4b068d795cadc18?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR02AJg5YlZL0s6KgwQmEvswhsRDm-5iA2ekjQhA0aSZxYEy3618KRQVeuI

デザインの仕事もしているので、このタイトルには興味が惹かれました。

一方で、「地球の為に」「環境の為に」という大義名分ではなかなか動けない自分には、とてもしっくりきた内容でした。

何もパッケージがなくても、買い物は出来るし、人は選んで買うことが出来る。普段、「伝える」為にデザインがあると考える一方、「伝え過ぎている」デザインや広告にハテナを持っていた私の脳みそに、「あ、そっか、いらないものはいらないよ、って表すことも一つのデザインか」とスイッチを押してくれたのです。

持ってかえるまでの為だけのビニール袋、もちろん必要ないことはわかっていたけど、惰性で渡していたし、消費者としてもコンビニエンスストアなどで、惰性で受け取っていた。でもそれを、「いらないですよね?」とお客様に伝えることもお店として伝えられること、それがデザインなんだな、と再認識したのです。

だからめちゃくちゃ可愛い紙袋をデザインしようと思ってます

金曜日の直売日に買いに来てくれるご近所の方は、「袋なんて要らないわよ」と言ってくれるかたもいらっしゃいます。すぐ隣の八百屋のお母さんは、パンを皿やザルにのせて持って行ってくれます。そして、あとで空になった皿を戻してくれます。

日常のお買い物ってそれで良いと思うんです。焼きたてのパンなんて、ふわっと香りを嗅ぎながら、ビニールに入れずに家まで持って帰れたら、それはそれは幸せな時間のデザインです。

また、他のお客様で、「知り合いにプレゼントしてあげたいから、1500円分用意してくれる?」というかたもいました。その方は、紙袋に入れて欲しい、とおっしゃっていました。その紙袋にはとてもデザインが必要だと思いました。もらった人がウキウキしちゃうような紙袋。

なんでもお客様の為に用意してあげる、という過剰サービスは、行き過ぎているし、これからの時代にはそぐわない気がします。お客様もそういう自覚を持っている方が多いし、自分がお客になる時だって心の中で「必要ない」と思っていることがたくさんあります。

なので、これからは手提げのビニール袋は無料でおつけ致しません。どうぞみなさまよろしくお願いいたします。

OTO.PAINオンラインショップはこちら。

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