2018年 OTO.PAIN振り返り
さて、2018年ももうそろそろ終わりが近づいてきました。
今年も皆さまお世話になりました。
この小さなパン屋にお付き合いくださり、ありがとうございます!
OTO.PAINとしての2018年は、新たな始まりが多かった年でした。手探りながら小さく始められた年でした。
はじめたことをリストアップしてみました。
・9月から、金曜日のCAFE&WINE TROLLでの週1販売を始めた。
http://oto-pain.com/2018/09/08/teiki/
やまなしに来てから定期的に販売するのは初めてです。
ありがたいご縁があり、CAFE&WINE TROLLさんの厨房で焼いたパンを金曜日販売させてもらえることに。焼きたてのパンが並びます。
今は、10種類から12種類ほどのパンを毎週焼いています。
焼き具合も徐々に安定してきまして、カンパーニュ系も置くようになりました。

これはチーズカンパーニュ
・7月から、八ヶ岳にて小麦栽培をナチュの川村さんと始めた。
http://oto-pain.com/2018/07/28/komugi-2/
今のパンにも、川村さんの春よ恋と南部小麦を使わせてもらっていますが、今年はユメカオリと南部小麦を自分も参加して栽培することにしました。
小麦について焼き比べ食べ比べ会をやったりと、「小麦」について色々と知りたいことがたくさんあった1年。来年はさらにたくさん勉強したい!
http://oto-pain.com/2018/12/18/yumekaori/
・10月には、山梨にて「パンイチ!」を初開催。たくさんのお客様で賑わい、甲府の街中に行列ができ、1時間でほぼ完売状態。
http://oto-pain.com/2018/10/15/panichi_yamanashi-2/
東京・吉祥寺で続けているパンイチ!をやまなしで初めて開催できました。
パン屋のドキュメンタリー映画の同時上映も満員御礼、たくさんの方に来ていただきました。
ただ、あまりにもパンが早く売り切れてしまったことがとても申し訳ないことでした。残念な思いをさせてしまったお客様も多かったかと思います。
一番の手応えは、「人が集まらない」と思われる場所に人を集めたこと。これはインパクトを残せたんじゃないかと。
また、近隣の方々にも大変お世話になりました。ご協力いただいた 紅梅通り文化祭の方々はじめ、場所を貸してくださったデュオヒルズ甲府の方々、地元の商店街の方にも気にかけてもらいました。
色々考えて、また来年開催できたら、と思います。お楽しみに。

長女の挑戦
こう書いてみると、上手く行ってるように見えますね。でも実際はそんなことありません。
新しいことを始めるとたくさんの「初めて」にぶつかります。
うまく行かないこともある。
お客さんが来ない日もある。
子供の発熱で予定をキャンセルしなければならない時もある。やりたいことをやれないイライラ。
パンも思っていたように焼けない時もある。自分のパンに納得できない日はそのことばかり考えてしまう。子供に八つ当たりした日には、へこむ。
思っていたようなことばかりではない。
そんな時、自分の頭の中の「理想」を一度取り払って、今目の前にあるものはなんだろう?と考えます。
今できることを考えてみる。
それは小さすぎる一歩かもしれない。自分の理想にはほど遠いことに気づきます。昔の自分は理想主義だったので、その時点で今の自分が嫌になってしまい、やめてしまったこともあった。
でも、今は、いい意味で妥協や、「ま、いっか」の技を身に付けたので、とりあえずやってみる。やれることをやる。やれないこともあるけど、今できることをやる。
そんな感じでジワジワ続けていく。
ちなみに、昨年の終わりはこんなことを書いてました。
2017年、凡人力の年。
凡人力とは、我ながら良いことを言う。この凡人力が、私を夢見る理想主義者から解放してくれた。
そして昨年の宣言通り、今年は仕事の割合が増えた。パンの販売に加え、それ以外の仕事もだ。
ありがたい。でも、ちょっとオーバーワーク気味。年末は鍼をして体を整えた。
来年は今年始めたことを小さくコツコツ続ける年にしたいと思います。その先になにがあるか。それは結果が示してくれるかと。
さりげなく始めているパンの定期オンライン販売も、形を整えていくつもりです。
個人的働き方テーマには、
・「パン」というツールをどうキャリア
に結びつけるか
・仕事を増やしながら外部に放出していく
ということをやりたい。
とりあえず、1月に一つ働き方の講演を控えているので、年末年始はそれを考えないとなぁ。
ぴゅあ総合・峡南共催事業チャレンジシンポジウム 「私らしい働き方」にて講演します。
そんなことを考えている年の瀬デス!
皆様良いお年を!!
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