子供の誕生日の祝いかた
赤ちゃんから人間に。
長女が、5才になった。お部屋は誕生日仕様にお花をたくさん飾り付けてあげた。
最近ではすっかりおねえさんで、一番下の赤ちゃんのお世話も上手だし、ミルクもあげてくれたりと、頼もしい右腕。
でも、「ママと一緒に寝る~!」みたいな甘えん坊の時もあるし、口が達者な分、ずいぶん生意気な口を聞くことも。
これからどんどん赤ちゃんから子供になり、人間として外の世界に揉まれて成長していくんだろう。
ちょっと前に「保育園のお友達と遊べない」と悩みを打ち明けてくれた。
今までは赤ちゃん同士のお付き合いだったのが人間同士のお付き合いに変わりつつある。
初めてそんな悩みを相談された時、どう接してあげればいいのかわからず、心配だけど口出ししないほうがいいのか、とか私の方が必要以上に悩んでしまい、「保育園が合わないのか」「いじめられてるのかな」とモンモンとしてしまった時期もあった。
そのことを保育園の先生に相談した時、その「モンモン」とした気持ちが溢れだして、なぜか私は涙が止まらなくなってしまった。自分で自分のこと図太いし鈍感だと思ってるんだけど、子供のことは、「わからない」こともあって、知らず知らずに心に貯めすぎていたのかも。
「お母さん、疲れてるのかもね」
という一言で、そのモンモンは、フーッと抜けていき、そんな娘の悩みをただ受け止めてあげればいいんだ、と教えてもらった。
一年に一度作るきろく
毎年誕生日にかかさずに作っているものがある。
子供の一年の写真を集めた、自費出版の写真集。長女はもう5冊目だ。
文庫本サイズで居間の片隅に置いておけるし、いつでも見返せるので気に入っている。
ジジババ用、嫁入り用、私たち用の4冊を作る。娘も嬉しそうに見てくれているので、作ってよかったなぁと思う。
いつまで作れるかなぁ?そのうち、そんなもんいらない、とか言われるのかしら。でもいつか、彼女が親になった時にこの気持ちはわかってもらえるだろう。
あなたの為、というよりは、私たち夫婦のため、祖父母の為にも作り続けているこの作品集。
子供達はどんどん大きくなるし、羽ばたいていくけど、きろくは、それを見守る私たちを勇気づけ、生かしてくれる。
ジジババから見たら、もうそれは子供の子供な訳で、歴史なんだ。
毎日そんなこと考えてる余裕はないけど、誕生日の時くらいはそんな喜びをかみしめて、お祝いをしたいと思っている。
我が家の誕生日ケーキ
生クリームもケーキも嫌いな娘。毎年どうしようかなぁと悩むんだけど、今年はこれになった。
「コロコロドーナツ」
ドーナツにろうそくを立てる、と言う荒技。
見栄えもゴツイけど、喜んで食べてくれたから、よしとしよう。
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